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日本はキャッシュレス化に力を入れていますか?

日本はキャッシュレス化の推進に力を入れています。 経済産業省が公表したレポートによると、日本のキャッシュレス決済比率や決済額は年々増加傾向にあり、2020年には決済比率が29.7%と過去最高を記録しました。 ただし、2018年時点で韓国94.7%、カナダ62.0%、イギリス57.0%、アメリカ47.0%など、世界各国と比べると低い水準となっており、日本では現金決済の割合が依然として高いことがわかります。 政府はこの進展状況を受けて、2018年に策定された「キャッシュレス・ビジョン」や2019年に閣議決定された「成長戦略フォローアップ」の中で、キャッシュレス決済比率について今後2025年6月までに40%程度まで引き上げる目標を掲げています。

キャッシュレス利用は現金ですか?

確かに、キャッシュレス利用の中でも、「よく利用している」人がこの1 年で増えています。 2020年は43.5%でしたが、2021年には56.2% と12.7%増加しました。 キャッシュレス推進派にとっては、うれしい変化です。 しかし、依然として「少しだけ利用」と回答した人が14.4%います。 この人たちの決済利用の過半はいまだに現金です。 「利用している」と回答した人は22.7%いますが、この人たちもキャッシュレスと現金の両方を利用していると推測されます。 ひょっとすると現金の比率の方が高いかもしれません。 キャッシュレス推進派にとって、もうひとつうれしいニュースがありました。 2020 年4 月の緊急事態宣言以降、キャッシュレス決済の比率が増えたという人が60.9%に上りました。

キャッシュレス決済って何?

経済産業省の定義によれば、 「キャッシュレス決済」とは「物理的な現金 (紙幣・硬貨)を使用しなくても活動できる状態」をいいます 。 具体的にはクレジットカード、電子マネー、QRコード、モバイル決済といった電子的に繰り返し利用できる決済手段があります。 また、キャッシュレス決済の普及状況を示す指標であるキャッシュレス決済比率は、「キャッシュレス決済額(※)÷家計最終消費支出」で求められます。 統計データから、日本のキャッシュレス決済の普及状況がわかります。 と、 10年間で16.5ポイント増加 し、次第にキャッシュレス決済の普及が進んでいます。 しかし、決済手段全体でみると 現金支払いがいまだ70% と、日本ではまだまだ現金支払いが多いのが現状です。

キャッシュレス推進派にとってうれしい変化とは!?

キャッシュレス推進派にとっては、うれしい変化です。 しかし、依然として「少しだけ利用」と回答した人が14.4%います。 この人たちの決済利用の過半はいまだに現金です。 「利用している」と回答した人は22.7%いますが、この人たちもキャッシュレスと現金の両方を利用していると推測されます。 ひょっとすると現金の比率の方が高いかもしれません。 キャッシュレス推進派にとって、もうひとつうれしいニュースがありました。 2020 年4 月の緊急事態宣言以降、キャッシュレス決済の比率が増えたという人が60.9%に上りました。 結果として、3人に2人が緊急事態宣言前よりも、キャッシュレス決済を増やしたことになり、キャッシュレスのトレンドをパンデミックが加速させたとも言えるでしょう。

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